その謎のお疲れ、副腎疲労かも?の続きです。
50種類以上のホルモンを分泌し、すべてのホルモンの土台となっている副腎は今、とても疲れている。
多様なストレスを筆頭に、睡眠不足や食生活の乱れ、環境ホルモンの影響などにより体の中のあちこちで炎症が起き、常に働かされている副腎。
中でも、1番の炎症箇所は腸内!
疲れ切った副腎が「コルチゾール」の分泌を正常に出来ず不足すると、胃腸の粘膜組織の修復がうまく出来なくなります。
消化酵素も出にくくなり、便秘や下痢などに繋がります。
腸壁に穴が開いてしまう「リーキーガット症候群」も炎症が悪化して起こる症状です。
リーキーガットの怖い所は腸粘膜のバリア機能低下により、通常なら通すことのない有害物質や未消化のタンパク質などを通してしまうこと!
腸のトラブルは、食物アレルギーやアトピー性皮膚炎・感染症などさまざまなトラブルを招きます。
副腎はこれらの炎症を抑えるために働きますが、処置が追いつかず、悪循環になってしまうのです。
炎症させないためには、まずは負担になるものを〝取り込まないこと!〟が重要です。
と言っても、残念ながら今の私達の食卓に並ぶ食べ物は毒素だらけ。。。
添加物や加工食品に農薬まみれの野菜(日本は世界から見てもあり得ないレベルで農薬の取り締まり?が緩いです。
農薬のみならず、化粧品なども緩く、日本製が安全だと思い込んでいる方はネットで検索してみて下さい。怖い真実が露呈されています。)
で、何を食べたら良いのかわからなくなりますが、、、
何を食べるかより先に、何を食べないか。
グルテン(小麦に含まれるたんぱく質)パン・パスタ・ピザ・うどん・ラーメンなどの麺類・ケーキ・クッキーあらゆるものに小麦が使用されています
カゼイン(乳製品に含まれるたんぱく質)牛乳・チーズ・ヨーグルト・生クリームなどの乳製品
糖質(炭水化物)や甘い物
この3点を意識的に減らしてみてください。
お子様に既に「うちの子、副腎疲労かも?」と思いあたる症状が現れている場合は、食事内容の見直しをしてみませんか?
どれも子供の好きなものばかりなので、大変ですが、、、
食べた物で私達は生かされているし、食べ物の習慣はその子の将来、ひいては家庭を持った際のその家族にも影響します。
上記3点は「グリアジン」や「カソモルフィン」などの中毒作用があり、食べる程にもっと食べたくなる恐ろしいものが含まれているので、断ち切るのが難しいと言われています。
完全に食べないのは無理でも、少し意識して、小麦製品は1日1食にするとか、おやつの内容を見直すとか、、、お子様の様子をみながら、頑張ってみませんか?
また、みんな大好き甘い物(私も大好き!チョコレートが特に)はとりすぎると腸内に「カンジタ」(常在菌)と言うカビの一種が繁殖します。
甘いものが好物なので、おやつのたびに喜んで仲間を増やして発酵し、下腹をぽっこりさせたり、臭いおならをつくったり暴れ放題悪い事をします。
「うちの子、グレーかも?」
と調べてみると、学習トラブルなどにひっかかるお子様のおうちでの対応として「小麦と乳製品を控えて、おやつも甘い物はやめてください」と指導を受けるそうです。
食べ物と腸内環境と脳は密接だと、あらゆる機関での情報が出ています。
また、腸にカビが増えてしまっている可能性のある方は「醗酵食品」もカビの一種なので、更にカビを増やして腸内環境を悪くするので控えましょう。
「腸内環境をよくするために乳酸菌をとる」は気をつけてあげないと悪循環を作り出す可能性があるので、お子様の様子を見て特に気をつけてあげて下さい。
そして、出す!は解毒作用の高い食べ物を意識してとる。
玉ねぎ、ハーブ系、レモン、大根、キャベツ、スイカ、小松菜、ブロッコリーなど調べて意識して食べさせてあげてください。
汗をかくのもデトックスになります。遊びやお風呂などで、積極的に汗をかかせてあげましょう。
取り込まない努力をし、適切に解毒し、それから栄養価のあるもの(良質な油や無農薬のお野菜など)を取り入れてください。
ん〜難しい!時間もお金もかかる〜
と思われた方も多いと思います。
そこでおすすめなのが、耳つぼ!
お疲れの副腎に続いて、腸とデトックスを担う肝臓のケアも試してみてください!
耳つぼだけをしておけば、副腎疲労が改善されるわけではないのですが、手軽に今すぐ始められるので気休めと思わず、もみもみしてあげてみてください!
腸ケアにおすすめ「小腸点」
デトックスにおすすめ「肝点」
前回の「副腎」とセットで、もみもみしてみてください。
副腎疲労のケアをまとめると
まずは、小麦・乳製品・甘い物を意識して減らす努力!同時に耳つぼ副腎点・小腸点・肝点をケア。
解毒作用のある食べ物を意識したり、汗をかかせて毒素をデトックス!
茹でた無農薬のお野菜にエキストラバージンオリーブオイルなど、良質な油をオンして良質な栄養を取り入れる!
何が自分達に合っていて続けやすいか、調べつつ取り組んでみて下さい。
色々と考えないといけないし面倒臭い事もありますが、愛しい我が子が見えない毒に苦しめられているかもしれません。
体がお腹のトラブルや肌などの痒さ、集中力の無さなどでサインを出し続けているかもしれない事を見逃さないであげてください。
親であるあなたにしか、ケアしてあげられない事で、助けを求められているかもしれないです。
本当に副腎疲労ちゃうかなぁ〜と思われるお子様が多いです。
本人もよくわからないのに、ちゃんと出来なかったり、理解してもらえなくて辛い思いをしているかもしれません。
親としても病院に行ってもわからないと言われて、どうしたらよいのか途方にくれていた方もいらっしゃいます。
よくわからない体の事は、体の中の炎症によるサインの現れである場合が大人も子供も多いと言う事を知っておいていただけたら幸いです。